難易度:★★★☆☆
所要時間:約60分
和のテイストを残しつつ、おしゃれなアイテムがつくれると人気の水引クラフト。水引は飾り紐としてだけではなく、アクセサリーや髪飾りなどの制作に活用されています。
今回ご紹介するのは、基本の結びのひとつである「あわじ結び」でつくるハートのブックマーカーです。
作り方のほかに、あわじ結びの結び方も写真や動画つきで掲載していますので、水引クラフトが初めてという方も安心してトライできますよ。
水引って?
細いこより状の紐である水引は、古くから使われている日本の伝統的な技法です。祝儀袋や贈答品の飾りなど、慶事や弔事に多く用いられてきました。さまざまな結び方には名前があり、それぞれに願いや祈りが込められているといわれています。
また現在では単に飾り紐としてだけではなく、ハンドメイドのジャンルとしても確立。アクセサリーや小物制作など、幅広い層から人気を集めています。単色のシンプルなものやカラーバリエーション豊富でラメ入りの水引など、パーツの種類も豊富で多彩なアレンジが楽しめるクラフトです。
使用材料
ミズヒキアソート ……CGMA-01/08
パールビーズ穴なし 3mm ……RCH-167
サテンリボン 9mm巾 ……M7500-9/02
ソーイングクリップ(大) ……SUN60-103
接着剤
※このページに記載の材料・道具は時期により未入荷・廃番の可能性もございます。
また、詳しい在庫状況は店頭にてご確認ください。
あわじ結びの作り方は動画でもご覧いただけます。
作り方
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手順1-1
ミズヒキアソートのすおうを30cm(1/3)にカットします。3本と2本に分け、それぞれの本数を揃えて、図の通りにあわじ結びを作ります。
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手順1-2
手順1-1の続きです。
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手順1-3
あわじ結びの完成図です。
A:3本 B:2本
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手順2
A・B 共に余った部分を揃え、矢印の方向へ丸め交差させます。
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手順3
A・B 共に、交差している部分(〇印部分)に接着剤を塗り、乾くまでソーイングクリップで固定します。
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手順4
A・B 共に、接着剤が乾いたら余分をカットします。
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手順5
同様にしてA・B 共に、計2個ずつ作ります。
Aのお好みの位置にパールビーズ穴なし3 mmを配置し、接着剤で貼り付けます。
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手順6
A・Bの上に、25cmにカットしたサテンリボンの両端をそれぞれ配置し接着剤で貼り付けます。
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手順7
サテンリボンを挟むようにして、残りのA・Bを接着剤で貼り付けて完成です。
※サテンリボンの長さは、一般的な文庫本サイズ(148×105mm)で制作しています。使用したい本に合わせてリボンの長さを調整してください。
できあがりです!
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手順通りに進めていくと、あわじ結びのハートが可愛らしいブックマーカーが完成しましたね。日頃読む本に挟んで使うのが楽しみになる仕上がりではないでしょうか。
今回はキュートな印象ですが、結びや色合いを変えて好みのイメージに仕上げてみるのもおすすめですよ!
まとめ
水引を使えば、日常使いの小物もオリジナリティ溢れるアイテムに変身しましたね。
ブログでは、水引でつくるアクセサリーのレシピや、動画付きで梅結びなどの結び方も掲載しています。興味のある方は、ぜひご覧下さい。